まちづくり協会公式ブログ

2020年09月13日

 先週から1週間が経過し、ラベンダー畑にはまた雑草が再生し始めています。
 先週、何日か雨が降ったおかげで土は適度に湿気を含んでおり、ラベンダーにとってはいいコンディションと言えそうですが雑草にとっても同じな訳で・・・。
 ラベンダー自体は先週と変わりはありませんが少しでも多く残ってくれる環境を作るために目は離せません。
 今日はそんなラベンダーの運営管理をお願いしている「城ヶ島野菜をつなぐ会」(代表:古賀敬之さん、以下つなぐ会)を簡単にご紹介します。
 つなぐ会は、城ヶ島固有の固定野菜(ソラマメ、草ネギ、正月菜、原種の三浦大根など)の保護を目的に、固定野菜以外の野菜(ジャガイモ、ニンニク、京芋など)を商品作物として栽培し、販売で得た資金で運営をしていらっしゃいます。
 メンバーは10人ほど。
 毎週1~2回、島民の方から借用している7カ所の畑(ラベンダー畑含む)を、目が届かない作物がないようにスケジュールを組んで巡回作業しているそうです。
 今年は長梅雨と梅雨明けの酷暑に、例年以上に悪戦苦闘しているとのこと。
 繁忙期は猫の手も借りたい状況だそうで、メンバー募集中だそうです。 
 写真はそんなメンバーの方々の作業風景と本日の収穫物です。
 城ヶ島にいらっしゃったときに作業しているスタッフを見かけた際はお気軽にお声掛けください、とのことですので城ヶ島のマル秘情報を教えてもらうのもいいかもしれません。

ラベンダーの現状です・・・。

2020年09月07日

 九州地方は明日大型の台風10号が上陸予定でその影響ははるか関東エリアにも及んでいます。城ヶ島の海岸も波が荒くなってきました。
 8月22日に投稿した画像と比較して頂ければその影響が分かります。
 10号は九州地方を縦断してそのまま北に抜ける予想ですが、これから関東に上陸する台風が出てくると思います。
 台風で巻き上げられる海水はラベンダーにとって大敵です。去年は2回上陸した大型台風の影響で酷暑の後に追い打ちをかけられ、ラベンダーが完全に枯れてしまいました。今年は台風の影響が最小限に済むことがスタッフ全員の願いです。
 ラベンダーは素人目ですがなんとなく枯れてしまっているものと何とかまだ大丈夫そうなものの差が出てきました。
 このところゲリラ豪雨的に雨は降っているようですが畑の黒土は保水性が無く浸透してしまうため乾燥してひび割れしている所が散見できます。
 まだ井戸が掘れていない現時点では、台風では無い適度な雨を期待してしまいます。

2020年08月29日

 今日の天気予報は最高気温は34度の快晴。
 先週と同じく朝6時集合で作業を行ったのですが案の定、8時を過ぎる頃には汗だくで長靴の中は汗が溜まるくらいの酷暑に・・・(汗)。
 ラベンダー畑は城ヶ島のてっぺんにあるので川など一切無く、雨が降っていなければ夜露・朝露以外に「水分」を感じることがありません。
 今日のように風がない日は、乾燥した畑の黒土は土埃となってその場を暫く漂い、私たちに容赦なくまとわりつき乾いた喉がヒリヒリしてきます。
 そんな中、ラベンダー畑にめずらしいお客様が・・・。
 「蟹」です。 ※すいません、「何カニ」かは分かりません・・・
 海は断崖絶壁の下にありますがそこからわざわざ(?)水っ気のない丘の上までやってきたようです。
 動きはすばしこく、写真を撮ってちょっと目を離した隙に姿は無くなっていました。
 珍しいお客様にほんのちょっとだけ癒やされました(無事帰れたかな・・・)。
 ラベンダーは今日でようやく雑草駆除作業が終了しましたが、雑草が膝上まで伸びてきていたため、誤って苗を刈ってしまわぬよう悪戦苦闘しながらの作業でした。
 折角駆除しても、来週にはまた伸びてきているだろうと思うと今から気が滅入ってしまいますが根気強く対処するしかありません。

2020年08月22日

 先日に引き続きラベンダー畑の雑草駆除作業を行いましたが今夏のピークとも思える酷暑のため、作業がなかなかはかどりません。
 朝6時から作業を始めたのですが9時を過ぎる頃には気温が30℃を超え、おまけに風も全然吹かないため汗が止まらず、長靴の中も汗が溜まる程になったため本日の作業は10時前に終了。
 ラベンダーに変化がないため、今日はラベンダー畑から約50mのところにあります「みはらし広場」をご紹介します。
 ここから京急のCMでもおなじみの城ヶ島名所「馬の背洞門」が見えます(1枚目写真真ん中から少し左側)。大海原を辿りつつ視界を右に移すともう少しで富士山が見えるのに・・・、という所までほぼ180度の絶景を見ることが出来ます。
 1月はハイキングロード沿いに水仙がきれいに咲いているため、城ヶ島にとって観光シーズンとも言えるこの時季には多くの方がここを訪れます。  
 季節を問わず、晴れていればパノラマの絶景を見ることができますので、城ヶ島にお越しの際は是非お立ち寄りください!

2020年08月16日

 先週ご報告致しましたがラベンダーが枯れて見える一方、雑草が逞しく芽吹き、1週間で30cm位の丈まで成長してしまいました。
 土壌には除草剤などは一切散布していないうえに昨秋から何度も耕運をかけ追肥をしているので、これだけの酷暑にもかかわらず草木が芽吹くには絶好のコンディションのようです。
 16日はその雑草の除草作業を行いました。
 ラベンダー苗と苗の間は草刈り機で、苗のまわりは手で丁寧に雑草を抜きます。5人で約4時間作業し、だいぶすっきりしました。
 秋まで当面の間、様子を見ながら除草に追われることになると思います。枯れているように見える苗も水を与えなければいけないので再生に向け、まだまだ現場の悪戦苦闘は続きます。

 

2020年08月11日

 ラベンダーは、再生の様子が見られません。
 その代わり(?)という訳ではありませんが、雑草が逞しく芽吹き始め写真に写っている緑色は雑草の新芽という状況です。
 現場では島民の方にも「せっかく植えたけど今年の梅雨は今までに記憶が無いくらいの雨風だったからねぇ。コロナの影響もあったでしょうから悪い条件が重なってしまいましたね。」などとお声がけを頂いているそうです。
 ほかにも土日は休業ということでスタッフ分の駐車場をお貸し頂いたり、畑で直接アドバイスを頂いたりと島民の方々には常日頃からお世話になっているそうです。
 7月13日にご報告していましたが、ワークショップ開催時にラベンダーの花を使った香り袋を作りました。
 手のひらには収まって余りある大きさですが大変いい香りがします。
 香りはまだまだ長持ちしそうです。

2020年08月03日

 ラベンダーは、ほぼ茶色になってしまいました。
 横浜植木さんの言うとおり現在は様子を見守るしかありません。
 梅雨が明け、今までは雨で悩まされていましたがこれからは逆に水涸れを心配しなくてはいけなくなります。水枯れは水環境のないラベンダー畑では重要な問題で昨年はポリタンクに入れた水をバイクで運んでいましたが全てのラベンダーに水やりするのは何往復もしなければならず、スタッフの方々は相当苦労されたと伺っています。
 そんな苦労を軽減する対策として実は5月から手作業で井戸掘りを進めています。
 現在は5m位まで掘り進んでいるそうですが、まだ粘土層から次の層に到達できず、取り敢えず8~10mを目処に掘って、もしそれでも水脈に当たる気配が無ければ別の場所で採掘をする予定です。
 山の上なので、水脈を上手く掘り当てられるかは未知数です。
 これからは井戸採掘のご報告も致しますので応援してください!

2020年07月27日

 23~26日も時折バケツをひっくり返したような豪雨のためラベンダー畑には1回しか行くことができませんでした。
 唯一作業ができた24日は、水はけを維持するために畝(うね)を立て直しました。
 横浜植木さんに確認したところ、「花が落ち、一度枯れる時期ではあるので中には緑色の葉っぱも出ている個体があるので取り敢えず2週間程度様子をみてください」とのアドバイスを頂きました。
 もし、ほとんどが枯れてしまった場合の対策含め緊急会議を開き、大田理事長に報告しました。

2020年07月13日

 本日、10日に切り戻したラベンダーの花が汐入の事務所に運ばれてきました。
 もう、ほとんどの花が枯れて落ちてしまっていますが独特の香りがあっという間に事務所いっぱいに広がりました。
 芳香剤よりも甘い香りで、鼻にツンとくるような刺激臭もなく、とてもリラックスできる香りです。
 このラベンダーを使って今週末に香り袋などの小物を作る予定です!

2020年07月10日

 先週、雨対策で畝(うね)を立てて水ハケが良くなるように作業したのですが、ラベンダー畑に足を踏み入れた瞬間に、ここ1週間の雨量と南風によるダメージは相当のものがあったことが分かりました。
 島民の方にうかがっても、口をそろえて「台風なみ」と仰っていました。
南風はラベンダーに大敵の海水を運び、その塩分で枯れてまったと思われる苗も散見されました。
 花も枯れ落ちてきていたので2節目くらいでバッサリ切り落とす「切り戻し作業」を行いました。
 これで少しでも元気を取り戻してくれれば、と思うのですがこの後も当面雨が降り続くようで心配です。