ラベンダー(グロッソ)成長記録

アーカイブ:【2021年01月】の投稿一覧
2021年01月31日

 三浦半島の最南端にある城ヶ島は波浪警報の発令が多く、アラートが来るたびにハラハラしてしまいます。
 強風による被害もありますが、海水が巻き上げられて畑に降り注ぐのも甚大な被害をもたらします。
 作業していたら島民の方からお声がけいただき、そんな話をしていたらお家で花を育てても海水で枯れてしまう…、と苦笑い交じりに教えてくださいました。
 おまけに先週は雪が降り、寒さもピークを迎えています。  城ヶ島のラベンダーの成長状況を比較するために各スタッフは家でも同じラベンダーを試育していますが、城ヶ島のラベンダーは家のそれより一回りも二回りも小さく、茎も細い感じで心配は尽きません。

今日はそんな様々な心配を少しでも軽減できるように全ての苗の周りを土盛りして対策を施しました。
 風で少し傾いている苗は風下の土を少し高めにして海からの風に対して支えになるようにしました。
 少しでも風雨対策になってくれればいいのですが…。

2021年01月20日

 ラベンダーは三浦半島特有の強風に耐えられないと思われるものが1割弱見られるようになってきました…。
 今は「がんばれ!」と応援するしかありません。
 今回は趣向を変えて、ラベンダー育成をお願いしています城ケ島野菜をつなぐ会の古賀会長からの寄稿をご紹介します。

 「城ケ島の丘にある畑の一隅では、これから寒さが増す1月半ばなのに、菜の花がもう咲きほころんでいます。
 この菜の花は、城ケ島特産の伝統野菜で「正月菜」といいます。
 地元の人たちは、雑煮に入れて香り高い地の菜っ葉の味を楽しんできました。
 実は、正月菜は絶滅の危機に瀕していて島での作付けはごくわずか。種の採取は、わたしたち城ケ島野菜をつなぐ会の至上命令です。
 花が咲かないと種はできません。
 早咲きは「早く子孫を残したい」という正月菜の焦りなのでしょうか。
 その意をくんで、モノトーンの冬空の下、わたしたちはその一隅だけまぶしいほどに黄色い春の花を見守っています。」

正月菜の香りを楽しむ古賀会長
2021年01月11日

 本日、8日ぶりにラベンダー畑の作業に入りました。
 先週の様子は、休眠に入り成長は止まっていても茎も葉もしっかりしているように感じたのですが今日はどうも違和感が…。
 苗によっては土に出たところで切れてしまって跡形も無くなっていたり、倒れていたり、下の方が枯れているように見えるものが散見されました。
 声をかけていただいた島民の方に確認したところ、先週、雨交じりで風速25m/hの風が吹いた日があったとのこと。

 その影響で茎が切れてしまったり、倒れてしまったようです。
 枯れている部分があるのは、もしかしたら風雨に海水が混じっていたのかもしれません。
 倒れている苗は土盛りをして立たせてきました。茎が折れやすいのでうまく再生してくれれば良いのですが…。

 城ヶ島ならではの風雨にはこれからも頭を痛めそうです。

2021年01月03日

 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。
 年末年始にかけてコロナウィルスが再び(三度?)猛威を振るい、現在も高止まり傾向は収まっていません。
 緊急事態宣言が再発令されるような動きもあります。
 みなさま、くれぐれもご自愛ください。

 さて、本日は今年最初の作業日でした。
 先週、雨風が強い日があったのでどうなっているか少し不安でしたが、しっかりと根を張って耐えてくれたようです。
 城ヶ島の風物詩の水仙も咲き始めました。

 土は湿気を含んでいたのでどうやら少し前に雨が降ったようです。
 畑によっては霜が降りている場所もありますがここは大丈夫です。
 雑草が少し生え始めていますが冬なので成長は遅く、2月下旬に一気に駆除する予定です。
 試行錯誤の連続ですが、みなさま、どうか温かい目で見守ってください!