まちづくり協会公式ブログ

2020年11月15日

 先週の植苗から1週間が経過しました。
 今日は11月とは思えない陽気で先週の横浜植木(株)諸橋さんのご指示通り苗に水やりをしました。
 以前、ここにも書きましたがラベンダー畑周りには水道設備が無いため、井戸を掘っているのですがなかなか水脈には当たらず、現状では20リットルのポリタンクを1個ずつ山の下からバイクなどで運んで如雨露に注いで水やりします。
 1回の水やりで80~100リットルの水が必要になります。
 相当な重労働になってしまうため、1日も早く水源を確保したいのですがなかなか・・・。

 苗は個体によって弱い物が散見されます。
 風が強い場所なので茎が折れてしまわないか心配になってしまいますが、耐えて強く育ってもらうしかありません。

2020年11月08日

 午前7時
 城ヶ島野菜をつなぐ会と横浜植木(株)、現地集合。
 先ず横浜植木(株)の諸橋さんに再生の可能性が見込まれていた苗のチェックを受けたところ、茎が全て茶色で乾燥しているため、思い切って全て新しい苗に交換することに決定。
 急遽、その部分の草刈りと畝(うね)を崩さないように耕運をしつつ、植苗できるところから作業開始。

 午前8時
 神奈川新聞ほか応援スタッフが現場到着。
 総勢12名で1株1株の間隔を1.2m空け、丁寧に植苗を行う。
 植苗後にはたっぷり水をあげ、10時過ぎに植苗完了!

 おおよそこんな感じでトラブルも無く、作業が終了しました。
 途中、創年日々タイムズの取材も入りましたので詳細は後日、紙面にてご報告できると思います。
 今後、11月中はなるべく水をあげ、12月以降に休眠に入ったらそのまま春を待ちます。
 3月末までに畝をたて、水はけや風対策、そして雑草駆除をしつつ7月頃の開花を待ちます。
 1年物の苗なのでそれほどでは無いにしろ、それなりに花が咲くそうです。

 改めて400株をご提供頂きました横浜植木(株)さんのご支援・ご協力に感謝です。
 諸橋さんには畝立てのコツや肥料のまき方など改めてレクチャーして頂きました。

 教えを守って、3度目の正直、頑張ります!

2020年10月31日

今は朝7時から城ヶ島の作業が始まるのですが今日は朝と昼の気温差が大きく、作業を始める時は上着をしっかり着込んでいますが、お昼近くになると厚手の上着は脱ぎ捨てて作業しました。

 さて、城ヶ島名物のひとつに「水仙」があります。
 1月中旬から約1ヶ月間、綺麗に咲き誇り「水仙ロード」と呼ばれるハイキングコースは多くの方々で賑わいをみせます。
 通常ですと盛大にイベントも行われますが今冬は新型コロナウィルスの影響なのか、まだ発表になっていないようです。
 水仙も順調に育ってきているようで沿道には既に新しい芽がでています。
 ラベンダー畑も何の手入れもしていないのですが、毎年畑と側道の境界を示すかのように水仙が咲きます。

 そして、いよいよ来週(11月8日)、ラベンダーの植苗を行います。
 今は肥料を入れ、耕運した土を「寝かせて」馴染ませています。
 1年物の苗なので根付くまで心配ですが、冬を乗り越えて定着できれば・・・、と今から期待と不安で複雑な心境です。

2020年10月24日

 ここ2~3週間は畑作業するには1年で一番効率よく身体が動く時季です。
 気温も湿度も心地よく、大変だった夏の酷暑を忘れてしまいます。
 今日のラベンダー畑の作業は先週残った耕運と追肥を全て終え、11月8日の植苗までやることは前日に苗を植える場所をポイントするだけです。
 雑草も一時の勢いに陰りが見え始め、現時点では制しているのでこれをキープしていけばコンディションの良い土壌で植苗作業を行えると思います。
 当日はまた神奈川新聞の方々にもお手伝いに来て頂くことになっています。
 雨天決行なので雨さえ降らなければ作業できる準備は整いました!

2020年10月18日

 今日は季節が秋から冬へと移り変わっているのがよく分かるような気温でした。
 城ヶ島は空気が澄み渡る冬になると、島内のあちらこちらから富士山を見ることが出来ます。
 今日は若干山頂に雲がかかってしまいましたが富士山を見ることが出来ました。
 何度見てもその存在感は圧倒的で城ヶ島を訪れた多くの方がシャッターを切るところを見る機会が多くなるのは城ヶ島の風物詩にも思います。

 ラベンダー畑は今日で枯れた株エリアの耕運が終了しました。
 来週以降、肥料を入れてラベンダー苗を受け入れる準備が完了します。
 前回は植苗前日に穴を空けましたが今回は苗も小さいことから計測を前日に終えておけば、穴開けと植苗は同時進行で作業出来ると考えています。

2020年10月11日

 日本上陸もあるかと言われていた台風14号は東に逸れどこも大きな被害がなかったようでみなさん、ひと安心されていらっしゃるかと思います。
 昨年の台風でラベンダーが壊滅的な受けた被害を受けた「城ヶ島野菜をつなぐ会」の方々も同じだと想います。
 今日はそんな城ヶ島野菜をつなぐ会の活動を覗いてみました。
 運用している6カ所の畑の中でポツンと1カ所、城ヶ島大橋近くにある畑で来年5月から収穫できるようにソラマメの種蒔きをしていらっしゃいました。
 このソラマメは城ヶ島の固有種で、豆は一般的に出回るものよりさやは10cm前後で小ぶりで豆も小さいですが、味は濃く、糖度の高いのが特徴です。
  “城ヶ島野菜をつなぐ”という意味においてソラマメは代表格に位置している野菜です。
 城ヶ島では高齢化による後継者不足で作付面積が今やごくわずかとなり、その窮状を打開するため8年前に市民有志が「城ヶ島野菜をつなぐ会」を立ち上げたきっかけになった野菜でもあります。

 当協会でも昨年、収穫したソラマメを最近ではなかなか口にできなくなった島民の方々へ140袋程、贈りました。
 その際、別途仕入れたソラマメを協会本部で販売したところ、好評のうちに売り切れとなり、購入された方の中にはその後「次はいつ販売するの?」とわざわざ協会本部にお立ち寄りになる方もいらっしゃいました。
 来年も販売できればと想っています。
 今から来年の収穫が楽しみです。

今週のラベンダー畑は、草刈りが終了し、来週、残りの耕運をかける予定です。
11月8日の再々チャレンジに向け、準備は着々と進行中です。

2020年10月04日

先週、ラベンダーの現状を今回の取り組みを起案の頃から相談に乗って頂き、ご協力頂いている横浜植木(株)の諸橋さんに確認して頂きました。
 その結果、「6号ポット(約18cm)の一部を除いて枝が簡単に折れてしまう、所謂“枝枯れ”状態でここからの再生は難しい」、とのことでした。
 私たちから見ても、完全に枯れてしまっているように思われる株もありましたのである程度予想はしていたとは言え、豪雨のなかの植苗から長梅雨を経て真夏の酷暑下での作業などを思い出すと「無念」のひとことです。

 しかし、そんな気持ちを払拭してくれる大きな出来事がありました。

 一つ目は、横浜植木(株)さんが1年物苗(9~10.5cm)を400ポット寄贈して頂けるとのお話を頂きました。これは大田理事長はじめ感謝以外の言葉が見つからない喜びです。ご厚意に甘えるだけではなく、今一度全員が気を引き締めて育成にあたりたいと思います。
 植苗の日も台風シーズンをやり過ごし、気候が安定していると思われる11月8日(日)に決定しました。
 二つ目は、今までの耕耘機に加え8馬力の耕耘機(中古ですが)を購入しました!
 今までの耕耘機も作業を行う上で大変助かっていたのですが、より馬力の大きい耕耘機は、作業効率を高めてくれます。
 早速ラベンダー畑の耕運も行いました。
 2台の耕耘機をTPOで使い分けていきます。
 「無念」の先に新たな「希望」が見えてきました!

2020年09月27日

 先週の台風は東に進路を変えたため、城ヶ島(ラベンダー)には殆ど影響がなくやり過ごすことができました。
 適度に雨が降っていることで土壌のコンディションも良好です。
 季節もここ3週間で秋めいてきました。
 それまでの酷暑が今では遠い過去のようです。
 今日も先週に引き続き、膝丈を超える雑草を丁寧に手で抜く作業を行いました。
 3時間超“ひたすら”雑草と対峙し根比べ。
 そんな中、作業をしていると島民の方々がよく声をかけてくださいます。
 今日も「頑張ってるね~。」と励ましの声を頂きました。
 「この後、ラベンダーの再生はどうするの?」「井戸はどれくらい掘り進んだの?」などのご質問だったり、時にはアドバイスや体調を気遣う言葉を頂いたりもします。
 こちらも、毎週のようにお声がけ頂いている方とお会いできない日は何か物足りない気持ちになってしまいます。
 島民の方々の励ましの声や駐車場のご提供など、数多のご協力に支えられていることを実感します。
 そんな方々のご期待に応えるためにも根を上げる訳にはいきません!

2020年09月22日

 19日のブログでラベンダー畑の一部の雑草駆除のご報告をしましたがそれから中二日、三日目の本日の様子です。
 既に3cmを超える丈に再生しています。
 草刈り機で土をえぐり取って根ごと駆除しているのですが、この雑草は地中で横に根を張り、どんどんエリアを拡げていく生命力の強さがあります。
 縦に伸びる根の雑草でしたらきれいに抜けたりするのですが、横に広がる種類には手を焼きます。
 ラベンダー畑は三方を笹に囲まれています。この笹も横に根を拡げるタイプのうえに、手では抜くことができません。ラベンダー畑では一番の強敵です。
 本日は畝と畝の間とラベンダー株の周りの雑草を手で駆除しました。
 それでもまだ手をつけていない株が残ってしまっているので、今週末はその残りと草刈り機の両方を駆使して雑草駆除を行う予定です。
 また、心配している台風が木曜に関東地方に最接近する予報のため、その影響も懸念されます。
 今回は雨台風のようなので、海水はそれほど吹き上げられないのかと予想していますが、通り過ぎてみないとその影響は分かりません。
 ただただ、被害が無いようにと祈るばかりです。

2020年09月19日

昨秋から耕運を繰り返し、肥料を撒き、土壌を作ってきたラベンダー畑が一面雑草で覆われる度に何度駆除作業をしてきたことか・・・。
 以前お伝えしました通り「城ヶ島野菜をつなぐ会」は有機栽培を基本に運営しており、除草剤を一切使用していないため、栄養価の高い土壌には農作物以外の雑草などが生い茂ってしまいます。
 今日は雑草駆除作業を行いましたが1日では終わりません。
 残った所は近日中に作業します。
 草刈り機が1台稼働するとその後ろには刈った草を集め、捨てるスタッフが必要です。また、畝と畝の間の凹みは草刈り機の刃の角度が合いにくいため、手作業で抜かなくてはいけません。
 なので作業は基本、三人一組で行います。
 雑草によっては根まできれいに抜けにくいものがあり、残った根からは程なく新しい茎や葉っぱが再生してきます。
 例年であればここ1~2ヶ月間は台風が関東に上陸しやすくなる時季になります。
 台風シーズンが終わった時に、いろいろな判断をすることになると思います。
 それまで雑草との戦いが続きます。
 負けるな!