ラベンダー(グロッソ)成長記録

2020年10月11日

 日本上陸もあるかと言われていた台風14号は東に逸れどこも大きな被害がなかったようでみなさん、ひと安心されていらっしゃるかと思います。
 昨年の台風でラベンダーが壊滅的な受けた被害を受けた「城ヶ島野菜をつなぐ会」の方々も同じだと想います。
 今日はそんな城ヶ島野菜をつなぐ会の活動を覗いてみました。
 運用している6カ所の畑の中でポツンと1カ所、城ヶ島大橋近くにある畑で来年5月から収穫できるようにソラマメの種蒔きをしていらっしゃいました。
 このソラマメは城ヶ島の固有種で、豆は一般的に出回るものよりさやは10cm前後で小ぶりで豆も小さいですが、味は濃く、糖度の高いのが特徴です。
  “城ヶ島野菜をつなぐ”という意味においてソラマメは代表格に位置している野菜です。
 城ヶ島では高齢化による後継者不足で作付面積が今やごくわずかとなり、その窮状を打開するため8年前に市民有志が「城ヶ島野菜をつなぐ会」を立ち上げたきっかけになった野菜でもあります。

 当協会でも昨年、収穫したソラマメを最近ではなかなか口にできなくなった島民の方々へ140袋程、贈りました。
 その際、別途仕入れたソラマメを協会本部で販売したところ、好評のうちに売り切れとなり、購入された方の中にはその後「次はいつ販売するの?」とわざわざ協会本部にお立ち寄りになる方もいらっしゃいました。
 来年も販売できればと想っています。
 今から来年の収穫が楽しみです。

今週のラベンダー畑は、草刈りが終了し、来週、残りの耕運をかける予定です。
11月8日の再々チャレンジに向け、準備は着々と進行中です。