ラベンダー(グロッソ)成長記録

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2020年10月31日

今は朝7時から城ヶ島の作業が始まるのですが今日は朝と昼の気温差が大きく、作業を始める時は上着をしっかり着込んでいますが、お昼近くになると厚手の上着は脱ぎ捨てて作業しました。

 さて、城ヶ島名物のひとつに「水仙」があります。
 1月中旬から約1ヶ月間、綺麗に咲き誇り「水仙ロード」と呼ばれるハイキングコースは多くの方々で賑わいをみせます。
 通常ですと盛大にイベントも行われますが今冬は新型コロナウィルスの影響なのか、まだ発表になっていないようです。
 水仙も順調に育ってきているようで沿道には既に新しい芽がでています。
 ラベンダー畑も何の手入れもしていないのですが、毎年畑と側道の境界を示すかのように水仙が咲きます。

 そして、いよいよ来週(11月8日)、ラベンダーの植苗を行います。
 今は肥料を入れ、耕運した土を「寝かせて」馴染ませています。
 1年物の苗なので根付くまで心配ですが、冬を乗り越えて定着できれば・・・、と今から期待と不安で複雑な心境です。

2020年10月24日

 ここ2~3週間は畑作業するには1年で一番効率よく身体が動く時季です。
 気温も湿度も心地よく、大変だった夏の酷暑を忘れてしまいます。
 今日のラベンダー畑の作業は先週残った耕運と追肥を全て終え、11月8日の植苗までやることは前日に苗を植える場所をポイントするだけです。
 雑草も一時の勢いに陰りが見え始め、現時点では制しているのでこれをキープしていけばコンディションの良い土壌で植苗作業を行えると思います。
 当日はまた神奈川新聞の方々にもお手伝いに来て頂くことになっています。
 雨天決行なので雨さえ降らなければ作業できる準備は整いました!

2020年10月18日

 今日は季節が秋から冬へと移り変わっているのがよく分かるような気温でした。
 城ヶ島は空気が澄み渡る冬になると、島内のあちらこちらから富士山を見ることが出来ます。
 今日は若干山頂に雲がかかってしまいましたが富士山を見ることが出来ました。
 何度見てもその存在感は圧倒的で城ヶ島を訪れた多くの方がシャッターを切るところを見る機会が多くなるのは城ヶ島の風物詩にも思います。

 ラベンダー畑は今日で枯れた株エリアの耕運が終了しました。
 来週以降、肥料を入れてラベンダー苗を受け入れる準備が完了します。
 前回は植苗前日に穴を空けましたが今回は苗も小さいことから計測を前日に終えておけば、穴開けと植苗は同時進行で作業出来ると考えています。

2020年10月11日

 日本上陸もあるかと言われていた台風14号は東に逸れどこも大きな被害がなかったようでみなさん、ひと安心されていらっしゃるかと思います。
 昨年の台風でラベンダーが壊滅的な受けた被害を受けた「城ヶ島野菜をつなぐ会」の方々も同じだと想います。
 今日はそんな城ヶ島野菜をつなぐ会の活動を覗いてみました。
 運用している6カ所の畑の中でポツンと1カ所、城ヶ島大橋近くにある畑で来年5月から収穫できるようにソラマメの種蒔きをしていらっしゃいました。
 このソラマメは城ヶ島の固有種で、豆は一般的に出回るものよりさやは10cm前後で小ぶりで豆も小さいですが、味は濃く、糖度の高いのが特徴です。
  “城ヶ島野菜をつなぐ”という意味においてソラマメは代表格に位置している野菜です。
 城ヶ島では高齢化による後継者不足で作付面積が今やごくわずかとなり、その窮状を打開するため8年前に市民有志が「城ヶ島野菜をつなぐ会」を立ち上げたきっかけになった野菜でもあります。

 当協会でも昨年、収穫したソラマメを最近ではなかなか口にできなくなった島民の方々へ140袋程、贈りました。
 その際、別途仕入れたソラマメを協会本部で販売したところ、好評のうちに売り切れとなり、購入された方の中にはその後「次はいつ販売するの?」とわざわざ協会本部にお立ち寄りになる方もいらっしゃいました。
 来年も販売できればと想っています。
 今から来年の収穫が楽しみです。

今週のラベンダー畑は、草刈りが終了し、来週、残りの耕運をかける予定です。
11月8日の再々チャレンジに向け、準備は着々と進行中です。

2020年10月04日

先週、ラベンダーの現状を今回の取り組みを起案の頃から相談に乗って頂き、ご協力頂いている横浜植木(株)の諸橋さんに確認して頂きました。
 その結果、「6号ポット(約18cm)の一部を除いて枝が簡単に折れてしまう、所謂“枝枯れ”状態でここからの再生は難しい」、とのことでした。
 私たちから見ても、完全に枯れてしまっているように思われる株もありましたのである程度予想はしていたとは言え、豪雨のなかの植苗から長梅雨を経て真夏の酷暑下での作業などを思い出すと「無念」のひとことです。

 しかし、そんな気持ちを払拭してくれる大きな出来事がありました。

 一つ目は、横浜植木(株)さんが1年物苗(9~10.5cm)を400ポット寄贈して頂けるとのお話を頂きました。これは大田理事長はじめ感謝以外の言葉が見つからない喜びです。ご厚意に甘えるだけではなく、今一度全員が気を引き締めて育成にあたりたいと思います。
 植苗の日も台風シーズンをやり過ごし、気候が安定していると思われる11月8日(日)に決定しました。
 二つ目は、今までの耕耘機に加え8馬力の耕耘機(中古ですが)を購入しました!
 今までの耕耘機も作業を行う上で大変助かっていたのですが、より馬力の大きい耕耘機は、作業効率を高めてくれます。
 早速ラベンダー畑の耕運も行いました。
 2台の耕耘機をTPOで使い分けていきます。
 「無念」の先に新たな「希望」が見えてきました!